朝もやの中で

光と音について

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

通りを挟んでまっすぐ見つめる

レンズの歪みを軽減するために 出来る限りズームして撮ることにしている。そうすると、アップになってしまうので、出来る限り距離を取る。道の向かいにあるものを、まっすぐ撮ろうとする。そうして、撮るものの多くには、線が含まれている。鉄格子や棒、タイ…

ご苦労さまです、工事現場

と言いたくなるわけです。 近所の中華屋で野菜タンメンを味わっているところ、昼の休憩中と思われる工事員の人たちが、現場の話をしているわけです。聞くわけでなく耳に入ってくる話によると、何やらお疲れの様子。現場での作業手順とか作業効率とか、配置さ…

そう睨みなさんな

と、近所の猫に言いたい。 住宅に囲まれた小さな公園を抜けると、数十秒のショートカットになる。朝は緑の気配を感じたいということもあり、このショートカットに向けて小さな通りに入っていく。通りの行き止まりには不自然に白い社宅があるが、その手前に植…

紅葉感

紅葉の高揚感 と言ってみたかっただけ。少し山に近い方へ行くと、一部の木々が紅葉し始めている。抱えられそうな太さの木の根元には、きれいに整備された芝生がしきつめられており、一面緑色の中に、灰色の落ち葉がちょうど良いバランスで配置されている。 …

写真、枯れる前にね

花は落ち、植物は枯れる ので写真に撮られることが多いのでしょう。元々そんなに植物を注視する生活をしてこなかった身としては、写真を撮ることでよく見ることになりました。 そうすると、1週間という時間、1日の中でも、その日の天気や気候によっても、ど…

写真、学舎にて

ふとしたきっかけで 学校の建物内に入る機会があった。人の気配は少なく、電気が少ない教室は本当に静かで、誰もいない。もう随分昔から、ずっとそうだったように感じられたが、本当はついさっきまで授業を受ける生徒がザワザワとそこにいたはずなのだ。 中…

都会の空は狭いらしい

見上げると建物の影 が見えるというくらいには、都会の空は狭いらしい。ご近所でも川沿いでない限りは、周りをマンションやらなんやらで囲まれていて日当たりが心配になる。洗濯物がちゃんと乾くんだろうか、とかね。 空を見上げると壁とセットになるならば…

街角のデザインを分解する

なんて言うと大げさだけど 人の作ったものは何らかの意味でデザインされているなーと、道端写真を撮っているときにつくづく思う。機能的に、使うことを重視した形のものもあるし、そっけなく、耐久性を重視したんだろうな、というものもあるし、見た目を重視…

影の抽象

1番身近な抽象的なもの として影がある。と思う。ゆるふわなものから、きっちりした直線まで、何でもあり。朝から晩まで、何かしらの影が出ているので足りないということもない。いつでもどこでもあるのが当たり前だから、「幽霊には影がない」みたいなこと…

ルックアップ・クラブ

そういうタグがインスタグラムにあったので 撮り方、見方の好みという点で万国共通なんだなぁ、と妙に納得と共感。普段常に見上げながら歩いている人はそういないだろうから、いつもとは違った視点ということになるし、なにより空も入るしね。晴れた日に、見…

ランダムアクセス

記憶の記録をする写真 という見方もあると思いますが。普段あまりそういう考え方で撮っていない気がする。ただ、楽しいことがあった時や、人が大勢いる場所など、普段撮らないけれど上手に撮れたらすごく良いだろうな、そんな写真を渡せたら喜ばれるだろうな…