そこには何かが隠されている
隠されているものを探しに
天空の城ラピュタのエンディングテーマ、君をのせての歌詞は、「あの地平線 輝くのは どこかに君を かくしているから」という出だしで、考えてみたらすごく良い。
どこかにいる「君」に出会えていないのは、世界がそれを隠しているから。ロマンチックな解釈。
隠されたものは「君」でなくてもいいはずで、たとえば光。何かがとても美しく思える瞬間。偶然生まれた一瞬の出来事。そういう、すぐに時間に隠されてしまうようなものを見つけ出すのに、カメラは向いている気がする。
覆われているものを撮った
そんなわけで、隠されているもの、覆われているものを撮るのはおもしろい。それはかくされているから。見つけ出す醍醐味があるから。
何かを撮りたいと思う時、それは隠されたものを見つけ出す喜びがあると思う。
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